ボブのインナーカラーは意外と見えない
おはこんばんにちは。
ヘアカラースペシャリストの野間です。
少し派手にしたヘアカラーの時にやるのがインナーカラーです。
髪の内側の色や明るさを変えるヘアカラー。
私はほとんどやる事はないですが…
たまに相談をうけるのですが、実は意外と見えないんです。
広範囲にブリーチしないとわからない
大体、頭の3分の2ぐらいはブリーチしないとボブの場合インナーカラーは見えてきません。
(コメカミより下の髪の毛全部)
なぜなのか?
ボブの場合、表面の髪の毛が一番長く覆いかぶさっているようなスタイルになるのですが、内側の色や明るさを変えるインナーカラーですと表面の髪の毛に隠れて見えなくなります。
それが、わかるくらいですと頭の3分の2ぐらいの広範囲でないといけません。
ロングとは何が違うのか?
ロングの場合は前に髪の毛を持ってきた場合に襟足などが見えるのでインナーカラーの場所が少なくてもわからますが、ボブの場合は襟足が短いので前にもってかれずわからづらいです。
巻いたりして動きをつけるとよりわかりやすいですが、ボブの場合は巻いてもロングほど髪が動かないのも見え方が変わってくるのです。
わかりやすいのは耳かけ
ボブの場合、コメカミからもみあげにかけてやる顔周りのインナーカラーが一番わかりやすいです。
耳にかけたり、前から見た時もチラチラとインナーカラーが見えるのでやった感もありブリーチする範囲も狭くてすむからです。
ボブにオススメなのはハイライト
インナーカラーの分かりにくいボブは表面に入れるメッシュのようなハイライトがわかりやすいです。
巻いた時も動かせる表面に入っていると立体感もでて平坦なスタイルに動きが加わるからです。
たとえば、レイヤースタイルのように上が短く下が長いスタイルであれば襟足が短くてもインナーカラーをいれても見えてきます。
上の髪の毛よりも下の髪の毛が長いと下から見えるからなんです。
なので、ボブだとインナーカラーをした時に表面の一番長い髪の毛が被さって意外と見えないです。
こう言う意見もあると一つの参考にして頂ければと思います。