明るく見えるカラーと暗く見えるカラー
おはこんばんにちは。
ヘアカラースペシャリストの野間です。
最近感じるヘアカラーの違和感について書いていきたいと思います。
明るく見える色と暗く見える色
よく暗くしたくないとか明るさは変えずに暗く見せたいなどと言われる事があります。
ではでは、明るく見える色と暗く見える色な違いとはなんなんでしょうか?
答えは【にごり】です。
色がにごっているか透き通っているかの違いです。
にごっていると暗く見え、透き通ってると明るく見えるのです。
ヘアカラーで言うにごりとはくすんでいると言う事になるのですが、具体的な色で言うとアッシュやマット、グレーなどがあたります。
ここで私は不思議に思うのです。
透明感を出したいからアッシュやマット、グレーにするっておかしいと思いませんか?
だって、アッシュやマット、グレーは本来髪の毛を暗く見せるヘアカラーなのに透明感を出したいとは?って思うのです。
黒染めはしたくないけど黒に近く見せたいと言う時に提案される暗染めと言うのがあります。
この時、よく濃いグレーやブルーなどを提案されると思います。
光に当たった時になんとなく黒ではないような色。
透明感があるのであればこのヘアカラーは提案されないと思うのです。
なぜなら暗く見せなければいけないから!
でも、提案されるのはなぜか?
そうです。
透明感が出ないヘアカラーだからですよ!!
では、透明感があるヘアカラーってどんな色なのか?と言うとブラウンやオレンジ、レッドです。
これらはにごりが少ないので黒に近いヘアカラーにするとこちらの方が光に透けて明るく見えてしまうのです。
ヘアカラーが綺麗に見える色でもあります。
髪本来の色のブラウンということもありますが、光に透けやすいと言うことは反射してツヤっぽくキラキラして見えるからです。
皆さんはどう見られたいでしょうか?!
暗いヘアカラーなのか、明るいヘアカラーなのか
これが、明るく見えるカラーと暗く見えるカラーの違いでした。
こういう意見もあると1つの参考にして頂ければと思います。